エンジニアが働きやすい環境を、エンジニアの僕たちがつくっています!

株式会社エスユーエスには、エンジニアが働きやすい環境をエンジニア自身がつくっていくという仕組みがある。その中核を担うのが、「現場リーダー」と呼ばれる27名のエンジニアたち。まだ5年ほどの歴史だが、確実にエンジニアの働く環境は向上してきている。今回は、その現場リーダーたちをまとめる3名の主任に、彼らがどのようなことをやっているのか、どんな思いでやっているのかお話を聞いてきました。

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<写真右>牛久 翔太(Ushiku Shota)
2013年入社。関東第二エンジニアリング課主任。現在30歳。
メーカー系のシステムインテグレーター企業で、人事給与・勤怠管理等のシステム構築をおこなっている。責任者として10社のクライアントに対し、顧客要望をヒアリングし、要件定義から担当。エスユーエスだけでなく、他社のエンジニアも含め、10名をまとめている。

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<写真中>鈴木 翔太(Suzuki Shota)
2013年入社。関東第二エンジニアリング課主任。現在29歳。
自動車を製造する設備の設計開発を担うグループ企業で、インフラ運用技術支援として社内システムやクライアントPC周りの企画構築設計をおこなっている。エスユーエスのエンジニアだけで13名をまとめており、社内の勉強会ではLinuxの講師も務めている。

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<写真左>関屋 幸太(Sekiya Kota)
2016年入社。関東第二エンジニアリング課主任。現在32歳。
ユーザー系のシステムインテグレーター企業で、WEBサービスの要件定義・設計・総合テスト・顧客へのシステム提案など幅広い業務をおこなっている。複数のチームが連携して遂行するプロジェクトのリーダーを務めている。

 
目次
 

 僕たちが、現場リーダーです!

現場リーダーについて教えてください。
今は、エンジニアの学習環境を整えるために社内に教材本をそろえたり、資格取得奨励金の対象となる資格を増やすための調査をおこない、会社に提案したりしています。また最近は災害も多いので、エンジニアの安否確認システムの導入を進めています。
資格導入はうまくいった代表例だよね。
そうだね。エスユーエスには資格取得奨励金制度っていうのがあるのですが、推奨する資格が少なかったり、時代に即した状態ではなったんです。現場リーダー会議の中でも今の世の中のニーズからすると、こんな資格もあった方がいんじゃないかって話題になってたんです。なので、その資格がどれくらいの需要があって、その資格を取得してもらうためにはいくらの金額を奨励金として設定すればいいのかを検討し、会社に提出しました。PHPや情報セキュリティ、Apache CloudStack技術者認定といった資格の導入が決まり、今年にはOSS-DBも対象資格になる見込みです。特にセキュリティはどの企業も気にしているので、持ってて損のない資格だと思います。IT系の資格が多くなっていますが、今後は機械・電気といったハードの資格もどんどん増やしていきたいと思っています。

とにかく!エンジニアが働きやすい環境をつくりたい。

これから取り組もうと思っていることはありますか?
リレーション体制の確立ですね。東京オフィスには約460名のエンジニアが在籍していますが、彼ら10名と現場リーダー1名のチーム体制を整えようとしています。現在は、社内の依頼事項の伝達・社内行事の出欠管理を行ってもらっていますが、そんな橋渡し的な存在ではなくて、今後はそのチームメンバーの技術支援やキャリア相談を現場リーダーが行える体制をとっていきたいと考えています。
 
 

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そもそも現場リーダーの間で、社員同士のつながりが少ないよねっていう話がきっかけだったんだよね。
そうそう。たとえば、エンジニアが今後のキャリアについて、誰かに相談したいと思ったとき、今って自分の就業先企業を担当している営業さんに相談するしかなかったんです。でも、営業さんは現場については詳しく知っているわけではないし、技術的相談をしても的確なアドバイスをもらえるわけでもない。もちろん社内にはそれを目的とした専門の部署もあるけど、経験や知識のあるエンジニア自身がその役割を担っていければ、彼らも相談しやすい環境を提供できると思ったんです。
今、現場リーダーは30名くらいしかいないので、体制はまだまだ整っていないのが現状だけどね。
まず現場リーダーになりたいという方をもっと増やしていかなければいけないと思ってます!
 

現場リーダーになったきっかけは会社に対する不満

なぜ現場リーダーになったんですか?
就業先が決まって着任するまでの間、社内で研修を受けている期間があったんです。その間に資料化した方がいいんじゃないかなと思うものがたくさんあって、「資料化する基準を記したガイドラインを作らせてほしい」って申し出てみたんです。そしたら、当時研修を担当していた方に案外とあっさり「ぜひやってほしい」と言われて、そこに居合わせた何名かに声をかけて作ってみたんですよ。そしたらその動きを見ていた当時の営業さんに「エンジニアに現場での取りまとめを任せていこうという社内の動きがあるから目指してみたらいんじゃない?」って話をされて、面白そうだと思って頑張っていたら、半年後くらいに正式にオファーをもらいました。
僕は当時の就業先でミーティングをする機会が多くあって、いろんな取り組みをやっていくうちに、主催者側に立って活躍する場があるのなら挑戦してみたいと思ってたんです。だから入社して3年くらい経ったとき、現場リーダーがそういった活動をおこなっていると知って、自ら「なりたい」って申し出ました。ですから、僕はどちらかというと自発的にですかね。
僕はエンジニアとしてゆくゆくは、自分で完結できる仕事というより、チームとしてやっていくマネジメント、プロジェクトマネージャーといったような大きな仕事をしていきたいと思っていて、そういうチャンスがあったらやってみようと思ってました。あと、当時、なかなか相談する相手がいないという会社の体制にずっと違和感があったので、いずれは改善したいと思ってたんですよね。そしたらちょうどそのとき、オファーがあって、これはやるしかないと、入社2年後に現場リーダーになりました。
 

そして、リーダーに必要なスキルとは…

現場をまとめるのに必要なスキルって何ですか?
調整力かな。
面倒見がいい人とか調和を取れるっていうのも大事だよね。
あと主体性!これやりたい、こうなりたいっていう思いは大事なんだけど、それだけでは厳しいと思っていて…「主体性=実現するための働きかけ」だと思ってるから、自分がトリガーとなって動けるかは大事だと思います。それを実現するためにはコミュニケーションをとって人を巻き込んでいかなければいけないから、コミュニケーション力も必須だけどね(笑)。
いや、ほんと、大事大事。誰に意見を伝えるにしても、誰かの意見をくみ取るにしても、コミュニケーション力って必要だからね。そういうところでいうと、プロジェクトマネージャーも現場リーダーも必要な力とか求められている力っていうのは似てる気がしますね。
必要なスキルを見につけられる環境はありますか?

 

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マネジメント研修っていうのをやったよね。「リーダーとは」っていう内容からこういう時はどうするなど、いろいろ教えてくれた研修でした。これからリーダーを目指そうと思っている方には役立つ内容だと思います。会社がそういう取り組みをしてくれることは、素晴らしいなと思います。来年はさらにレベルアップした研修が受けられるって聞いてるから楽しみにしてます。
あと、これまで僕たち3人が主軸となって現場リーダーをまとめてきたんですが、今年からは僕たち以外のメンバーにもそれぞれに役割をもってもらい、推進テーマ、今期取り組むものに対し責任をもって走り切ってもらえるようにしています。それによって、主体的に動くという経験をさせて、身に着けてもらうことが目的です。
例えば、「これやってきて」でやるのは当たり前だし、それでは主体性があるとは言えない。自分事として、いかに自らが気づいて行動に移せるのかが大事だと思っています。
そのためのフォローは僕たちが責任を持っておこなっています。会議までの時間で、電話などでコンタクトは取るようにして、質問があればすぐに答えられるような体制を整えています。

現場リーダーになってから

お互いに現場リーダーになって変わったなと思うところはありますか?
牛久さん髪伸びたよね(笑)。
伸びた(笑)。30歳になるというのもあって伸ばそうかなって(笑)。
ベリーショートだったからね(笑)。
真面目に(笑)。鈴木さんはずいぶん変わったと思う。僕ら同期だから入社後の研修が一緒だったんですけど、その時はどちらかというと指示待ち人間というか、受け側の人間ていう印象だったんですよ、正直。でも今は違う、主体性あるもん。
それは俺も思う!現場リーダー会議でも、牛久さんはガンガン意見とかいうタイプだったけど、鈴木さんは  牛久さんの「○○で○○がいんじゃない?」っていうのに「そうしましょう」っていう返答しかしてなかったから、意見ない人なのかな?って思ってたんだけど、今はいろんなことを俯瞰(ふかん)して考えてるし、こうしたらいいのにということはすでに動いていて、驚かされることもあるんです。
ずっと、自分の弱点だと思ってたからね。2人は突然降ってわいた議題に対しても、すぐに答え出すし、頭の回転が速いんだなって思ってたんです。だからやっぱり、このままじゃだめだなって思って。克服のために会議ごとにしゃべること、資料を事前に用意して考えをまとめておくことに時間を割くようにしました。繰り返していく中で、発信する力とか考える力は身に着いたなって思います。
 
(一同、「ほぉ~」と納得)
 
目指すべき現場リーダー像はありますか?
メンターたれ(笑)。メンターにもいろいろ種類あるけど、僕は仕事として技術的なアドバイスをするだけの人というよりは、スキルでもプライベートでもなんでも相談できるくらいの、寄り添える人が自分の目指すべきところかなと。
僕はいい意味で自己犠牲ができる人かなと思います。圧倒的にメンバーに割く時間が発生するので、それをいとわずにできるかどうかかなと。自分の時間を相手に使えるか、そのくらいのモチベーションとか能力が必要かなって思います。
これまでは、僕たちが何かをやりたいことを提案して、構想して、成しえて、やりがいを感じて、だった。でもより働きやすい環境の実現のためには、もっと多くのエンジニアに現場リーダーになってもらいたいし、なってもらわなければいけないと思っています。この体制をもっとしっかりと組織化して、僕たち以外の現場リーダーにもどんどんとやりたいを実現してもらうことで、やりがいを感じてほしいと思っています。そのためのフォローは全力で行いたいと思っています!
 

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通常の業務に加え、自主的に組織運営を行う現場リーダー。彼らはエンジニアの働く環境がよりよくなるよう、1ヵ月に一度は集まり、会議を実施しているのだそう。彼らと一緒に働くことで、リーダーとしての力を身に着けられるような気がするお話でした。同じような思いのメンバーが増えれば、組織としてさらに充実する。エンジニアの誰もがうらやむ魅力的な環境が完成するのを楽しみにしています。

 
 
(E-30!!!編集部 猪熊)